盲腸 予防。 虫垂炎(盲腸)の原因はストレス?初期症状や治療法、年齢は?

突然の激痛!盲腸(虫垂炎)の新事実

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急性虫垂炎はなぜ起きる? 急性虫垂炎が起きる原因はまだ完全にはわかっていません。 急性虫垂炎が起きる仮説としては次のものが考えられています。 虫垂は盲腸(大腸の一部)から生え出たしっぽのような格好をしていてます。 虫垂は大腸とつながっていますが、大腸と虫垂がつながっている部分が塞がれたり狭くなると急性虫垂炎が発症すると考えられています。 虫垂と大腸のつなぎ目を塞いだり狭くする原因は 糞石(便のかたまり)・異物・ 腫瘍などです。 虫垂と盲腸のつなぎ目が塞がれたり狭くなると虫垂の中に腸液が溜まり続けて虫垂の圧力が高まります。 虫垂の中の圧力が高まると血流が悪くなって虫垂の粘膜から 細菌の感染が起きると推測されています。 しかし全ての人に糞石などの原因があるわけではなく原因が不明なことの方が多いです。 参照:ハリソン内科学 第2版 バリウム検査が虫垂炎を増やす? バリウム検査の後には急性虫垂炎が多くなるのではないかという意見があります。 台湾における全国調査の結果を紹介します。 調査ではバリウム検査を受けた人と受けなかった人を追跡調査し、その後急性虫垂炎が発生したかどうかを調べました。 バリウム検査を受けた24,885人、受けなかった98,384人が対象になりました。 バリウム検査を受けなかった人は比較のため、検査を受けた人と似た集団になるように、年齢・性別・持病などが近い人々を選び出しました。 1000人年(1000人の中で1年)あたりで虫垂炎を発症した人数を比較すると、バリウム検査を受けた人々では 1. 19人、バリウム検査を受けなかった人々で 0. 80人でした。 バリウム検査を受けた人々で虫垂炎を発症する危険性が高くなり、その差は偶然では説明がつかないものでした。 またバリウム検査からの間隔に注目すると、特に目立ったのがバリウム検査を受けて2ヶ月以内の虫垂炎の発症でした。 バリウム検査を受けた人が2ヵ月以内に虫垂炎を発症する割合は1000人中5. 96人で、バリウム検査を受けなかった人と比べるとその危険性は 9. 72倍になるという結果でした。 参照: バリウム検査は必要ない? バリウム検査と虫垂炎の発症には強い関係がありそうです。 ではバリウム検査は必要ないのでしょうか? そうとは言いきれないと思います。 バリウム検査ではを早期に発見できることがあります。 は早期に発見して治療すれば命に影響を及ぼす可能性を小さくできます。 またバリウムで急性虫垂炎になる人が増えるといっても数だけをみると決して多くはありません。 検査の中には体の負担をともなう検査もあります。 害の恐れがあるとはいっても利益を得られる人もいます。 もしバリウム検査後の虫垂炎が心配なら 胃カメラ( 上部消化管内視鏡検査)で代用することもできます。 検査の特徴を理解して検査を受けることが大事です。 食べ物と急性虫垂炎には関係がある? スイカなどの果物の種が急性虫垂炎の原因になるという意見があるようです。 にわかには信じがたい話です。 本当に果物の種は急性虫垂炎の原因になるのでしょうか? まず急性虫垂炎の原因を考えてみます。 急性虫垂炎は虫垂に 炎症がおきる病気です。 虫垂に炎症が起きる原因の一つとして虫垂の圧が上がることが考えられています。 虫垂は盲腸から飛び出した尻尾のような形をしています。 虫垂と盲腸のつなぎ目が塞がれたり狭くなったりすると虫垂の圧力が上昇します。 糞石などが虫垂炎の原因になるのは虫垂と盲腸のつなぎ目を塞ぐからだと考えられています。 スイカなどの果物の種が未消化で虫垂にたどり着いて糞石と同じような働きをする可能性はあるかもしれません。 このような推測から果物の種が急性虫垂炎の原因になるのではないかと考えられていたようです。 果物の種と急性虫垂炎の関係について調べた数少ない研究結果のひとつでは、果物の種が虫垂に見つかったのは急性虫垂炎を発症した人のうち0. 05-0. 07%とされています。 かなりまれですが果物の種が急性虫垂炎の原因になることはあるかもしれません。 しかし、果物の種が急性虫垂炎の原因になるとしてもその確率はかなり低いので、果物の種を飲み込んでしまったからといって急性虫垂炎になってしまうのではと心配することはないと思います。 参照:.

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盲腸の再発期間!薬で散らした後どの位で手術?予防対策について

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『盲腸』って言葉、聞いたことありますよね? なんとなく「お腹が突然、ガマンできないほど痛くなる病気でしょ?」と思われた方が多そうです。 一方で、「ムダな臓器で、切っちゃった方が良いんでしょ?」なんて思われた方もいるかもしれません。 でもよくよく考えてみると、そもそも盲腸って「病気」の名前なのでしょうか? なんで突然、我慢できないほどの激痛が発生するんでしょうか? もしなってしまった場合、どんな治療が行われるんでしょうか? 『盲腸』は、誰でも聞いたことのある病気ですが、意外なほど知らないことだらけ! 最近、40万人近くを調べた海外の研究で、『盲腸』の新たな側面も見え始めてきています。 『盲腸』をすでに経験した人も、そうでない人にもきっと役立つ、最新情報を集めました。 その後は、手術をした人としない人で大腸がんのリスクは変わらなくなりました。 【参考文献】 Association between Appendectomy and Subsequent Colorectal Cancer Development:An Asian Population Study Shih-Chi Wu et al. PLoS One. 2015 Feb 24;10 2 盲腸は大腸の一部を指す言葉です。 大腸と小腸の境目のあたりにあり、人間では小さいですが、馬などの草食動物では大きく、草などの植物を消化する働きをしていると考えられています。 でも、実は激痛の原因になるのは盲腸そのものではありません。 人間の盲腸には、直径3~5ミリほどの「虫垂(ちゅうすい)」という細い袋のような臓器がついており、ここに何かが詰まったりすると炎症が起きて激痛を引き起こします。 ですので、盲腸の正式な病名は「虫垂炎」といいます。 この「虫垂」という臓器は、長いあいだ役割がはっきりせず、「進化の過程で機能が失われた、ムダなもの」と思われてきました。 ところが最近の研究で、虫垂にはたくさんの免疫細胞が住んでおり、健康と深くかかわる「腸内フローラ」が良い状態に保たれるよう働いている可能性があることがわかってきました。 盲腸(虫垂炎)になったら、治療は「手術で虫垂を切除する」か「薬で炎症を抑える」場合がほとんどです。 どちらがよいかは状況によっても異なり、一概には言えません。 炎症があまりにひどかったり、ウミがひどくたまってしまったりしているケースでは、手術が選択されることが多いようです。 しかし、薬も進歩しているし「基本的には薬の治療(保存療法)で良い」という意見もあります。 また、まず薬で炎症を抑え、その後に手術を行うという治療法も増えています。 重要なことは、盲腸は最悪の場合、命にも関わる病気だということです。 どちらの治療を行うかの判断は医師が行います。 必ず指示に従ってください。 ただ今回、番組で医師およそ300人に「虫垂炎の基本的な治療方針」を聞いたところ、「患者さんの意向を尊重する」という回答が半数を超えました。 つまり、いざ盲腸(虫垂炎)になったとき、医師から「手術か薬か、どちらが良いですか?」と希望を聞かれるかもしれないということ。 そこで以下のポイントを覚えておいてください。 薬で治療する場合は、虫垂を切らずに保存することができます。 でもその後、10~35%くらいの人は盲腸(虫垂炎)が再発してしまうことがわかっています。 手術をすれば、二度と盲腸(虫垂炎)に悩まされることはなくなります。 一方で最新の研究では、虫垂を切ると、その後3年半の間、大腸がんのリスクが2.1倍になるという研究も出ています。 大事なことは、手術、薬のいずれにしても、治療後はお腹(大腸)のことを大切にしてあげることです。 バランスの良い食生活を心がけることはもちろん、手術をしたあとでご心配な方は、大腸がん検診を受診しても良いかもしれません。 40歳以上に推奨。

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虫垂炎(盲腸炎)〔ちゅうすいえん(もうちょうえん)〕|家庭の医学|時事メディカル

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『盲腸』って言葉、聞いたことありますよね? なんとなく「お腹が突然、ガマンできないほど痛くなる病気でしょ?」と思われた方が多そうです。 一方で、「ムダな臓器で、切っちゃった方が良いんでしょ?」なんて思われた方もいるかもしれません。 でもよくよく考えてみると、そもそも盲腸って「病気」の名前なのでしょうか? なんで突然、我慢できないほどの激痛が発生するんでしょうか? もしなってしまった場合、どんな治療が行われるんでしょうか? 『盲腸』は、誰でも聞いたことのある病気ですが、意外なほど知らないことだらけ! 最近、40万人近くを調べた海外の研究で、『盲腸』の新たな側面も見え始めてきています。 『盲腸』をすでに経験した人も、そうでない人にもきっと役立つ、最新情報を集めました。 その後は、手術をした人としない人で大腸がんのリスクは変わらなくなりました。 【参考文献】 Association between Appendectomy and Subsequent Colorectal Cancer Development:An Asian Population Study Shih-Chi Wu et al. PLoS One. 2015 Feb 24;10 2 盲腸は大腸の一部を指す言葉です。 大腸と小腸の境目のあたりにあり、人間では小さいですが、馬などの草食動物では大きく、草などの植物を消化する働きをしていると考えられています。 でも、実は激痛の原因になるのは盲腸そのものではありません。 人間の盲腸には、直径3~5ミリほどの「虫垂(ちゅうすい)」という細い袋のような臓器がついており、ここに何かが詰まったりすると炎症が起きて激痛を引き起こします。 ですので、盲腸の正式な病名は「虫垂炎」といいます。 この「虫垂」という臓器は、長いあいだ役割がはっきりせず、「進化の過程で機能が失われた、ムダなもの」と思われてきました。 ところが最近の研究で、虫垂にはたくさんの免疫細胞が住んでおり、健康と深くかかわる「腸内フローラ」が良い状態に保たれるよう働いている可能性があることがわかってきました。 盲腸(虫垂炎)になったら、治療は「手術で虫垂を切除する」か「薬で炎症を抑える」場合がほとんどです。 どちらがよいかは状況によっても異なり、一概には言えません。 炎症があまりにひどかったり、ウミがひどくたまってしまったりしているケースでは、手術が選択されることが多いようです。 しかし、薬も進歩しているし「基本的には薬の治療(保存療法)で良い」という意見もあります。 また、まず薬で炎症を抑え、その後に手術を行うという治療法も増えています。 重要なことは、盲腸は最悪の場合、命にも関わる病気だということです。 どちらの治療を行うかの判断は医師が行います。 必ず指示に従ってください。 ただ今回、番組で医師およそ300人に「虫垂炎の基本的な治療方針」を聞いたところ、「患者さんの意向を尊重する」という回答が半数を超えました。 つまり、いざ盲腸(虫垂炎)になったとき、医師から「手術か薬か、どちらが良いですか?」と希望を聞かれるかもしれないということ。 そこで以下のポイントを覚えておいてください。 薬で治療する場合は、虫垂を切らずに保存することができます。 でもその後、10~35%くらいの人は盲腸(虫垂炎)が再発してしまうことがわかっています。 手術をすれば、二度と盲腸(虫垂炎)に悩まされることはなくなります。 一方で最新の研究では、虫垂を切ると、その後3年半の間、大腸がんのリスクが2.1倍になるという研究も出ています。 大事なことは、手術、薬のいずれにしても、治療後はお腹(大腸)のことを大切にしてあげることです。 バランスの良い食生活を心がけることはもちろん、手術をしたあとでご心配な方は、大腸がん検診を受診しても良いかもしれません。 40歳以上に推奨。

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